名前を聞いてもピンと来なくても、児童書「イップとヤネケ」(著:アニー・M・G・シュミット)や「ペテフレット荘のプルック」(著:ミース・バウハウス)の挿絵でご存知の方もいるかもしれません。
カラフルな背景に、影絵のように描かれたイップとヤネケ。顔の表情は白い目でしかわからないのですが、怒ると目と髪の毛がとがったりと体全体で感情が表現されます。このシリーズはオランダではミッフィーと並ぶおなじみの絵本です。
オランダの本屋や図書館で児童書の場所を示すアイコンとしてもよく使われているプルック。
原画のほうが優しい雰囲気。
展覧会は絵を学んでいた学生時代から始まって、
イラストレーターとして、新聞や絵本の挿絵を寄せたり、
おしゃれでかわいいポスターや、
フィープの本領である、子どもをモティーフにしたものまで、生涯をたどれるようになっています。
ちょっとやんちゃだったり、はにかみ屋だったり、こどもの性格まで伝わってくる描写がほんとに秀逸。
メールマノ美術館一階のミュージアムショップではフィープ関連の商品が買えます。
地下には子どもが遊べる部屋があるのですが、今は展覧会にちなんでフィープのイラストが飾られています。
Fiep Westendorp: een feest voor het oog
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