9月の第2週はオランダ各地でオープン・モニュメント・デーが開催され、普段は一般公開されていない施設を無料で見学することができます。今回はデン・ハーグの中心地にある「枢密院」に行ってきました。
枢密院は1531年にカール5世が設置したオランダで最も歴史の古い国家機関で、現在でも国家最高諮問です。政府は法案、議事規則、億歳協定の議会批准などのすべてについて枢密院に意見を求めなければなりませんが、その意見・助言に政府が拘束されることはありません。
枢密院の議長は君主が務めます。また王位継承者も18歳になったら枢密院のメンバーになります。
内部にはいくつかの議場があるのですが、「1」と書かれた議場のなかには、赤と金色で目立つ椅子がありました。こちらに国王が座られるんですね。
そのほかにも華やかなパーティー会場Balzaalや
パイプオルガンがあり、ランチコンサートなども行われるGotische zaalもつながっているので見学できました。
来年はどこの施設を訪れようか今から楽しみです。
- Miiru
- ミイル。ブログ Miruu 管理人。オランダ芸術や街散策を中心に、美術だけでなく建築なども含めた芸術について広く紹介します。 Twitter: ミイル@miirublog
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