ロックダウンがまだ続くオランダ。
美術館の再開はまだ先ですが、5月19日(水)から野外での展覧会は許可されました!
そして、先週の5月21日(金)からハーグの中心地Lange Voorhoutで3年振りに野外彫刻展が始まりました!
新緑が美しい季節なので、土曜日に散歩がてら行ってきました。
かわいらしさで目立っていた彫刻。
Detail: Rinus Roelofs, Verweving |
土曜日の午前中でしたが、たくさんの人がここを訪れています。みんなのんびり歩いたり、子どもたちは彫刻と戯れて遊んだりしています。
Aris de Bakker, Challenge for Balance |
最も目を引いた作品が上のアリス・デ・バッカ―の《バランスへの挑戦》。
一番下にコロナウィルスを模した突起をもつ球体があり、その上に逆立ちをする人物がいます。写真は横向きなので右側に頭とお尻、左側にお腹があります。コロナウイルスと人間は黄色とオレンジでできた同じ模様でおおわれています。
この展覧会は(まもなく到来するだろう)パンデミックの終焉を祝うものです。そういった意味で象徴的な作品でもあります。
そのほか、気になった作品を写真を中心に紹介します。
かわいらしさで目立っていた彫刻。
彫刻の主役は右側の猿なのですが、左側のアメリカの雑誌プレイボーイを彷彿とさせるうさぎのほうが存在感がありました。
そのほかにも、パブロ・ピカソの《ゲルニカ》から飛び出してきた馬。
メタルの内側に閉じ込められた青い波が弾けて飛び出す瞬間。
インクをたっぷりと吸った筆で空間に描いたような作品。
巨木を割って、断面を規則的に彫られているのかと思っていたら、
ちなみに、これはエッシャー美術館の向かいに設置されています。
会期は9月14日までなので、お天気の良い日にまた行ってみようと思います。
2021.05.19-2021.09.14
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