いざ、ギリシャ神話の神アポロンとアルテミスが生まれた場所、デロス島へ!【ギリシャ、ミコノス島旅行 #6】

2023年5月29日月曜日

ギリシャ ギリシャ旅行(ミコノス島)2023

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今回のギリシャ・ミコノス島への旅行では「なにもしない」を目的にしていましたが、唯一「これだけはしよう!」と決めていたのが、デロス島へ行くことでした。



デロス島はギリシャ神話の太陽神アポロンと双子の姉である狩猟の女神アルテミスが誕生した場所だと言われています。

そんなロマンあふれる伝説の場所に行かないわけにはいきません!



デロス島へはミコノス島からフェリーで渡ります。時間はだいたい30分くらいです。

フェリーの発着の時間は決まっていて、私が行った時は朝10時00分と夕方17時00分の2便がありました。



チケット売り場の場所はこちらです。



フェリーの料金は大人一人22ユーロで、デロス島に入るときに入島料として別に12ユーロかかります。

ガイドさんのいるツアーは大人一人60ユーロで、それには12ユーロの入島料も含まれています。



デロス島へは夕方17時00時発のオルカ号(シャチ号)で向かいます。



船の窓ガラス越しなのでちょっと画質が悪いですが、カト・ミリの風車とパラポルティアニ教会を見ることができました。

ぼーっと海や島を眺めていたら、デロス島に到着しました。



デロス島は上の写真の様に太陽や風を遮るものがないので、天気の良い日は陰になるものがないから暑いし、風がある日は遮るものがなくて気温より寒く感じるそうです。

なので、行くときには天候をみて服装を調節してください。私が行った時は5月ですが、冷たい風が強くて薄手のダウンジャケットを着てちょうどいいくらいでした。

靴はサンダルじゃなくて、歩きやすい運動靴を履いていきましょう。

それから、自動販売機が島に入るゲート付近にありますが、飲み物は用意していった方がいいです。

トイレ(無料)はゲート付近にあるので安心です。



島に着いたら、ネコちゃんたちから熱烈な歓迎を受けました。



島内地図も案内板もなかったので、とりあえずデロス島の写真でよくみるライオンの回廊を目指しました。

もともと紀元前7世紀に作られたもので、9~12頭のライオン像があったそうですが、略奪などに見舞われて現在は5頭だけが残っています。(手前にもう一頭います)

ここにあるのはレプリカで、本物の大理石のライオン像は保護のために現在閉館中の考古博文館に収められています。



キントス山の中腹にイシスの神殿があります。

ドーリア式の堂々とした造りをしています。



イシスの神殿近くから丘を見下ろしたところ。

遺跡の広がる山肌から海まで見渡せます。



その先に進むとキントス山の山頂が見えます。

神話によるとこのキントス山でアポロンとアルテミスが生まれたそうです。

キントス山の頂上まで登りたかったのですが、船酔いで体調が悪かったので断念しました。

頂上に登った人に写真を見せてもらいましたが、青いエーゲ海と遺跡、海に浮かぶの島々の美しい景色が拡がっていました。



そのあとは、キントス山を下りながらマスクの家やイルカの家のモザイクを見たり、



古代劇場を見たり、



また、デュオニソスの家のモザイクを見たりして港へと帰ってきました。



実際にはもっと横道に入ったり、港と博物館の間の彫刻なんかも見て回っていますが、歩いたところは大まかにこんな感じでした。

Port Delosから時計回りに歩きました。

地図ではHouse of MasksとAncient Theatre of Delosの道がつながっていないように見えますが、歩いて行けました。



帰りは贅沢にもサンセットクルーズになりました。







  


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ミイル。ブログ Miruu 管理人。オランダ芸術や街散策を中心に、美術だけでなく建築なども含めた芸術について広く紹介します。 Twitter: ミイル@miirublog

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