ジュゼッペ・ペノーネ~Giuseppe Penone @ Voorlinden Museum in Wassenaar

2022年11月2日水曜日

フォーリンデン美術館 ワッセナー 彫刻 展覧会

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イタリアのアーティスト、ジュゼッペ・ペノーネの展覧会を見に、Voorlinden Museumに行きました。

ペノーネは私の周りの世界を今までと違った見方を示してくれ、身の回りにある美に気付かせてくれるので大好きなアーティストです。


Albero folgorato, 2012

雷によって刹那の瞬間にもたらされた木の死が金色に装飾され、木の死の瞬間を閉じ込めています。

周囲の生きている木との対比がいいです。



ポイントはここ。 金色に飾られた栄誉の死と、そこに芽生えた新しい生。


Ripetere il bosco, 1968-2022

木をある年輪の場所で剥がして、その木の過去の姿をあらわにしています。人間の目には隠された成長の過程を見せてくれます。

上の写真の真ん中の木の幹を見ると、下の方が細くて上の方が太くなっています。つまり、通常の木の立つ方向とは逆向きになっています。


Sculture di linfa, 2005-2007

この部屋に入るとまず木の匂いに満たされていることに気付きます。

そして、中央に横たわる作品に近づくと、葉脈か大木の繁茂した枝のように掘られた大理石を足の裏に感じます。(この部屋は靴を脱いで入れます)

周りの壁には樹皮の模様が押された動物の革が張り巡らされていて、まるで木の内部に足を踏み入れているような気分になります。



中央の作品は樹液が流れる血管のようです。


Spazio di luce, 2008



覗いたけど、向こうまで見通すことはできませんでした。

Propagazione, 1994-2022

大きな木の年輪のようですが、近寄って見ると…



年輪のはじまりは、ペノーネの指紋でした。

一人の人間が世界に影響を与えていく様を表しているようです。



そのほかにも、人間の年輪といえる表皮の皴を拡大しているものや、



Patate, 1977



じゃがいもの山に五感(触角、聴覚、視覚、嗅覚、味覚)が埋もれている作品がありました。



ジュゼッペ・ペノーネ
2022.10.08-2023.01.29

フォーリンデン美術館 Voorlinden Museum
Buurtweg 90
2244 AG Wassenaar
The Netherlands




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ミイル。ブログ Miruu 管理人。オランダ芸術や街散策を中心に、美術だけでなく建築なども含めた芸術について広く紹介します。 Twitter: ミイル@miirublog

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