マウリッツハイス美術館のフェルメール×ディック・ブルーナのあみぐるみ

2025年9月29日月曜日

おみやげ ミッフィー ミュージアムグッズ

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オランダのデン・ハーグに住んでいると、マウリッツハイス美術館はいつでも気軽に訪れられるアートスポットです。


フェルメールの《真珠の耳飾りの少女》を目当てに観光客が集まるこの美術館は、17世紀の邸宅のような建物に驚くほど素晴らしいコレクションが詰まっています。私も地元民ながら、ふとしたときに立ち寄っては、フェルメールの作品に癒されるのが好きです。

この前も、ちょっと気分転換にと美術館へ行ったら、ミュージアムショップで思わぬ宝物を見つけてしまいました。フェルメールとオランダのアイコン、ミッフィーのコラボグッズです!




ショップの棚には、《真珠の耳飾りの少女》に扮したミッフィーとメラニーのぬいぐるみが並んでいました。

ミッフィーは青いターバンを巻き、真珠の耳飾りを付けた姿でちょっとおすまししています。《真珠の耳飾りの少女》の特徴である大きな真珠はターバンから飛び出したミッフィーの大きな耳ではなく、少女と同じ場所についています。青い布地のターバンやその後ろから垂れた黄色の布や、黄色の洋服から見える白い抜ぬも再現されていて、とても愛らしいです。メラニー(ミッフィーの茶色いうさぎの友達、日本ではにーなちゃん)もお揃いの衣裳を身に着けています。オランダに住んでいると、ミッフィーは身近な存在だけど、こんなアートな姿も彼女の魅力を高めてくれます。

しかし、私の心を完全に奪ったのはミッフィーではありませんでした。



《デルフトの眺望》のオーバーオールを着たボリスです!

ボリスはミッフィーの友達のクマの男の子で、やんちゃで少しドジっ子な性格が魅力です。フェルメールの《デルフトの眺望》(1660-61年頃)は、デルフトの街並みを描いた風景画で、青い空と赤い屋根、穏やかな川の反射が美しい作品です。




ボリスのオーバーオールは、この絵の街並みをイメージしたデザインです。デルフトの小さな家などが編み込まれ、まるで絵画から飛び出してきたみたい。このオーバーオールを着たボリスのぽっちゃりした姿が最高に可愛いんです。フェルメールの落ち着いた色調と、ボリスの無邪気さがこんなにマッチするなんて想像もしていませんでした。ミッフィーとメラニーも魅力的だったけど、ボリスのこのオーバーオール姿に一目惚れしました。

そして結局、ボリスのぬいぐるみを連れて帰ることに。私がボリスを手に取ってずっと頭を撫でていたからか、レジで店員さんから「このボリス、可愛いですよね!」と話しかけられました。


▼マウリッツハイス美術館はフェルメールのグッズも豊富です

▼ゴッホ美術館のミッフィーもかわいい

▼おおきいサイズのミッフィーのあみぐるみをゴッホ美術館で見つけました
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ミイル。ブログ Miruu 管理人。オランダ芸術や街散策を中心に、美術だけでなく建築なども含めた芸術について広く紹介します。 Twitter: ミイル@miirublog

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