ワッフルとアイスが人気のようです |
「Waffle Van Hecke」というこのお店は1905年以来愛され続けている老舗です。店内には昔のアントワープの様子がわかる写真などが飾られていました。

お茶でも飲んで通り雨をやり過ごすそうと思っていましたが、ワッフルの名店だとわかると、ワッフルを頼まずにはいられませんでした。
ベルギーのワッフルには2つのタイプがあります。リエージュワッフルとブリュッセルワッフルです。
リエージュワッフルは日本で一般的によく知られたワッフルで、マネケンやコンビニで売られている、甘くてふっくらとした、噛み応えのあるワッフルです。トッピングはチョコレートなどシンプルなもので、ワッフル生地をそのまま楽しみます。
一方、ブリュッセルワッフルは軽い食感が特徴で、さまざまなトッピングを盛り付けて、ナイフとフォークでいただくスタイルです。
「Waffle Van Hecke」で提供しているのはブリュッセルワッフルです。
私が選んだのは、たっぷりのフレッシュなイチゴとふわふわの粉砂糖がトッピングされたワッフルです。付け合わせに濃厚なチョコレートソースとクリーミーなホイップクリームが小さい器に入れられています。
ワッフルはサクッと軽い食感で甘みはあまりありません。日本でよくあるドーナツのようなワッフルを想像していると、その軽い食感に驚くかもしれません。食感でいえば、最中に近いかもしれません。この軽いワッフルがトッピングのイチゴの甘酸っぱさとチョコとホイップクリームのコクを邪魔することなく口の中で調和します。一口ごとに幸せが広がる瞬間でした!とくにチョコレートソースとワッフルの組み合わせは絶品でした。

そして、うれしいことに、こんなに大きな「おまけ」がついてきました!
このワッフルを焼いてくれた人がわざわざテーブルまで来てくれて、「私がこのおまけあるうれしいから、いつもおおめに作っちゃうんだけど、今日は大きすぎた」と言っていました。そして二人で「このおまけあるとうれしいよね!」と盛り上がりました。
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