夏の酸味とバジルの香り——フォーリンデン美術館のカフェで味わう夏のひととき~A Summer Taste of Museum Voorlinden: Zesty Citrus and Fragrant Basil

2026年9月14日月曜日

カフェ フォーリンデン美術館

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オランダ在住のアート好き、ミイルです。

この夏、オランダのワッセナーにあるフォーリンデン美術館(Museum Voorlinden)を訪れました。展覧会「嵐の中の静けさ(Stilte in de storm)」などを見たあと、旧館のランドハウスにあるカフェでひと息つきました。

左:フォーリンデン美術館
右奥:カフェ

▼展覧会についてはこちら

このランドハウスは1912年に建てられたイギリス風のカントリーハウスで、歴史を感じさせる落ち着いた佇まいです。窓から差し込む柔らかな光、木の温もり、控えめな装飾。一方で、壁や空間には現代のアートが静かに置かれていて、新旧のコントラストがとても印象的でした。古びた壁と、そこに呼応するように佇む作品たち。時間がゆっくり流れるような、あたたかみのあるモダンクラシックな空気に包まれます。



頼んだのは、トマトスープ~バジルオイル添え(Pomodorisoep met basilicumolie)と、オランダの夏の定番ドリンク、カルネジュス(Karnejus)です。

スープはトマトの適度な酸味が効いていて、濃厚でありながら重すぎない。上にかけられたバジルオイルの香りがフレッシュで、一口ごとに夏の気配が立ちのぼります。



Karnejusは、さっぱりとした爽やかな甘さ。カルピスに少し似ているような、でももっと軽やかで、酸味が広がる飲み物でした。暑い日に、体の奥まで冷えていくような心地よさがあります。



「嵐の中の静けさ(Stilte in de storm)」には絶え間なく動き続ける世界の中で、静かに立ち止まり、自分自身や周囲と向き合う時間を与えてくれるような作品たちが並んでいました。カフェでスープを飲む間も、あの静けさがまだ残っている気がしました。

歴史ある建物の中で、現代のアートと、季節の味と、静かな時間が重なり合う。Voorlindenらしい、とても豊かな午後でした。



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ミイル。ブログ Miiru 管理人。オランダ芸術や街散策を中心に、美術だけでなく建築なども含めた芸術について広く紹介します。Twitter: ミイル@miirublog

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