デン・ハーグのGrote kerkで行われた国際オルガンフェルティバルの最終日に行ってきました。
本当に素晴らしくて、音の振動でやさしくマッサージされているような心地よさでした。
会場となる教会に到着した時には、教会が想定していたよりも多くの人が訪れていたようで、椅子がどんどん足されていました。
主役のパイプオルガンは、写真中央の堂々としたものです。演奏者は来場者からは見えないので、手元が見られるように左下のスクリーンで映し出されていました。
手元の三段の鍵盤と足元の鍵盤(2オクターブ半もありました!)を縦横無尽に指と足が行き来しながら荘厳な音楽を奏でます。
荘厳なバッハと音がコロコロと転がるような軽やかなモーツァルトに続いて演奏された曲がとてもドラマチックで印象に残りました。
アレクサンドル・ボエリのFantasie pour le verset "Judex crederis"という曲です。
牧歌的な平和なメロディーから始まって、不穏な暗雲立ち込める雰囲気になり、事件が起こって大混乱に陥り悲劇的な結末を迎えるというな妄想が逞しくなる曲です。
演奏者が違いますが、参考のためにyoutubeをリンクしておきます。
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