アムステルダム国立美術館の「名誉の間」に王室コレクションから漆の和箪笥が展示されていました。
左の箪笥の背景には富士山と月があり、一方、右側には富士山と太陽があります。
箪笥を持ち上げる木製のスタンドは、箪笥がヨーロッパに渡ってきてから制作されたものです。
この箪笥は17世紀末からオラニエ家の様々な宮殿の家具として使われており、19世紀末からはハウステンボス宮殿に置かれていました。
側面には長崎のオランダ商館「出島」があります。よくみると、洋装のオランダ人が日本時よりも少し大きく表されています。
お寺と五重塔があります。
オランダ商館長をはじめ商館員、通訳、長崎の役人を含め、150名以上の一団でした。
家の中では物珍し気にこの一団を見物しています。
Museumstraat 1
The Netherlands
1071 XX Amsterdam
https://www.rijksmuseum.nl/en
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