人間と動物との関係について～We are Animals

ロッテルダムのKunsthalの「We are Animals」展を見てきました。

この展覧会では人間と動物のさまざまな関係を提示していました。



かわいい猫を写真を加工することによってさらにかわいらしく美しく仕上げた作品は、そのままで十分愛らしいものを現実離れした不気味なものに変えてしまっています。


加工されて美しく理想化された写真の猫をみつめる三匹の猫。

彼らは写真の猫に憧れているのでしょうか。それとも…。


マウリツィオ・カテランによるウサギの長い耳を吊るしたインスタレーションは、人間が好みの姿になるように操作して産み出した歪な姿をしています。




こちらは人間が介入することによって助けられた姿。

ケアすることによって救われる命があるでしょうが、どこまで介入すべきかは考えなくてはいけません。




カラフルな鳥の羽根がはえたホッキョクグマたち。どこかゆるキャラのような雰囲気があります。

人間が好むように変化させた究極の姿でしょうか。