アムステルダム国立美術館の女性画家

2021年9月3日金曜日

アムステルダム アムステルダム国立美術館 美術館

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アムステルダム国立美術館の名誉の間に、この夏から女性画家の作品が新たに3作品加わりました。


Judith Leyster, The Serenade, 1629

1枚目のユディト・ライステルは17世紀オランダで最初にギルドに登録した女性職業画家です。

いい画家なので「オランダ初の女性画家」と紹介しなくてもいいくらい有名になってほしい 。



Rachel Ruysch, Still Life with Flowers in a Glass Vase, c.1690-c.1720


花びらの一枚一枚を繊細な筆致で丹念に描くラッヘル・ライス。

淡く夢のような色彩や優美にくねらせた茎の表現はロココ美術の影響がありそう。


Gerard ter Borch (II), Gesina ter Borch, Memorial Portrait of Moses ter Borch,  1667-1669

ヘラルド・テル・ボルフとゲーシア・テル・ボルフの二人が亡くなった弟モーゼスを悼んで描いた作品です。ゲーシアは背景を担当しました。

懐中時計や頭蓋骨など弟の短い人生を暗示するシンボルとともに、永遠を意味する岩の上のツタや忠誠心を表す犬といった彼への変わらぬ親愛の情を表現したシンボルが描かれています。



アムステルダム国立美術館 Rijksmuseum
museumstraat 1
The Netherlands
1071 XX Amsterdam
https://www.rijksmuseum.nl/en
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ミイル。ブログ Miruu 管理人。オランダ芸術や街散策を中心に、美術だけでなく建築なども含めた芸術について広く紹介します。 Twitter: ミイル@miirublog

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