祝福されていようが、痛いもんは痛い~Jacob Jordaens I, Marteling van de heilige Apollonia

2023年2月27日月曜日

KMSKA アントワープ ベルギー 美術館

t f B! P L
アントワープ王立美術館で、見ているだけで痛みが伝わってくるような作品がありました。


in detail: Jacob Jordaens I, Marteling van de heilige Apollonia, 1628 


祝福されていようが、なんだろうが、これは痛い。

この手を胸の前で組んでいる女性は聖アポロニアで、彼女は歯を全て乱暴に引き抜かれたか、粉々にされるという拷問を受けて殉教したとされています。


Jacob Jordaens I, Marteling van de heilige Apollonia, 1628 

一般的には、歯を引き抜くための道具を手に持って涼しい顔をした姿で描かれるのですが、これは拷問の真っ最中。

痛みが想像できるだけに見ていてつらい絵でした。


KMSKA(Koninklijk Museum voor Schone Kunsten Antwerpen)
Leopold de Waelplaats 2
2000 Antwerpen




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ミイル。ブログ Miruu 管理人。オランダ芸術や街散策を中心に、美術だけでなく建築なども含めた芸術について広く紹介します。 Twitter: ミイル@miirublog

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