2023年のウィーン旅行は相変わらずの美術三昧でした。
美術に偏りすぎてウィーンは音楽の都と言われるのに一度もコンサートに行かず、シェーンブルン宮殿にも行きませんでした。
次回、行くときは音楽三昧でコンサートホールを中心に廻りたいです。
Gustav Klimt, The Kiss, 1907-1908 |
今回訪れた美術館のなかで、クリムトの作品があったのは以下の5か所です。(後ろの数字は記事の番号です)
・ベルヴェデーレ宮殿(上宮、下宮)①
・ウィーン美術史美術館⑥
・アルベルティーナ美術館(企画展で素描が展示されていました)⑧⑨
・セセッシオン(分離派会館)⑩
・レオポルト美術館⑫
ウィーンに旅行する人で「クリムトが観たい。でも、時間がなくて一か所しか行けない」という人には《接吻》があるベルヴェデーレ宮殿①がおすすめです。ベルヴェデーレ宮殿の次に行くならレオポルト美術館です。
それから、ウィーンで便利だなと思ったのがチップの支払い方法です。
支払いの時にカードを読み取る機械を差し出しながら「もしチップをいただけるのでしたらこちらのボタンを押してください」と言われます。そのボタンをポチっと押すと10%のチップを上乗せした合計金額が表示されます。チップを払うのか払わないのか、何%のチップ(5~20%)を払えばいいのかやきもきしないで済んだのでとてもよかったです。観光客が多い土地柄でしょうね。
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①ウィーン旅行のハイライトはこちら。
②とにかくクリムトの《接吻》がすごかった。あと、閉館時間が迫るなか、上宮から下宮まで大急ぎで向かってシーレの大作を観れたのも思い出深いです。
③ここで飲んで、そのあとハマって何度も飲んだAlmdudler(アルムドゥードゥラー)。何度言っても舌を噛んじゃうAlmdudler(アルムドゥードゥラー)笑
④巨大シュニッツェルと言えばはここ。付け合わせのウィーン風ポテトサラダ(Erdäpfelsalat)がクセになる味。
⑤街の中心地にあるし、夜遅くまで開いているからいつでも行けます。
⑥美術の教科書で見た作品がたくさん。アルチンボルドの作品が見れてうれしかったです。
⑦美しいカフェ。カフェで座っているときよりも、上の吹き抜けから見下ろした時の方が感動が大きかったです。
⑧Batlinerのコレクションの質の高さに驚き。オーストリアの画家ココシュカの風景画が気に入りました。
⑨デューラーの精緻な筆さばきで描かれたもふもふの野うさぎ。野生の力強さがある。
⑩以前に精巧なレプリカを見たことがありましたが、やっぱり全然違う。ベートーベンの第九を聞いたり、展示された当時の写真資料を観ながら鑑賞したので作品の理解が一段と深まった気がします。
⑪死ぬまでにしたかったこと「カフェザッハーでザッハトルテを食べる」✔
⑫シーレ19歳の作品から没年の作品まで堪能しました。クリムトの作品も。
⑬奇想の画家ヒエロニムス・ボッシュの祭壇画がここにあるなんて知りませんでした。それから、このアカデミーにクリムトとシーレが通っていたかと思うと感慨深かったです。
⑭クロワッサンの起源と言われるウィーンの三日月の形をしたパンです。バターが入っていないので、味はまったく違います。
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