夏の晴れた日に訪れたい彫刻美術館~Museum Beelden Aan Zee

2014年7月23日水曜日

デン・ハーグ 展覧会

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オランダには珍しく、今年は天気のいい日が続いています。せっかくなので、晴れた日に行くと楽しい美術館をご紹介します。デン・ハーグの北にある、オランダのリゾート地スフェーヘニンヘンにあるMuseum Beelden aan Zeeです。ここは彫刻に特化した美術館で、図書館も充実しています。


↑入り口は少し分かりずらいです。

今は、フランスの彫刻家アンリ・ローレンスの展覧会をしています。



彼は20世紀初期のパリで活躍した彫刻家で、キュビスムの画家ジョルジュ・ブラックと深い親交を結んでいたそうです。


↑これなんかは、ブラックの絵画みたいです。


↑これはどちらかというとピカソっぽいかな。ピカソがエヴァを・グエルをモデルに、ギター、マンドリン、ヴァイオリンなどの弦楽器をモティーフに描いたものに近い印象を受けます。


その後、ローレンスは曲線に魅せられ、人魚のようにしなやかな女性をモティーフに作品を制作しました。曲線の絡み合いが美しかったです。

その他の部屋には、様々な彫刻が展示されていました。


↑図書室前の暗い壁にバゼリッツの作品がありました。もう少し明るいところで見たかったです。

外に出ると野外彫刻が並んでいます。


 ベンチもあるので、光と影が創り出す一瞬一瞬の美しさをぼーっとしながら鑑賞できます。天気のよい、暖かい日に訪れたい美術館です。
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ミイル。ブログ Miruu 管理人。オランダ芸術や街散策を中心に、美術だけでなく建築なども含めた芸術について広く紹介します。 Twitter: ミイル@miirublog

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