同時に開催されている「帰ってきたバベルの塔」展では宝石で輝く宝箱ような端正な作品が展示され、一方こちらでは、大岩のようなインパクトのある作品が並んでいます。
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巨大な作品が制作された歴史を遡ると、18世紀までは教会や宮殿などから依頼されて制作した記念碑的な作品がほとんどでした。
さらに時代が下って、ポロックやロスコの時代になると、作品が鑑賞者を圧倒し、見るというよりも作品の中に飲み込まれ、あたかも体験するような作品になっています。
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そして現代では巨大な作品はそれほど珍しくなく、スタンダードであるとさえ言えます。
なぜなら巨大な美術館のサイズにフィットしていて、巨大であるというだけでは人目を集めることはできなくなっているからです。
作品制作の制限がなくなってきたからか、現代はカオス。材料もテーマもグループもなく雑多で面白い。「美しい」という価値観だけではくくられない作品が多くを占めます。
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そして現代では巨大な作品はそれほど珍しくなく、スタンダードであるとさえ言えます。
なぜなら巨大な美術館のサイズにフィットしていて、巨大であるというだけでは人目を集めることはできなくなっているからです。
作品制作の制限がなくなってきたからか、現代はカオス。材料もテーマもグループもなく雑多で面白い。「美しい」という価値観だけではくくられない作品が多くを占めます。
でも、もっとも基本的な紙と鉛筆という素材は、今も変わらず重要な画材のようです。
XL Art: Large-Format Works Since the 1950s
2018.02.03-2018.04.29
Museum Boijmans van Beuningen
Museumpark 18-20
3015 CX Rotterdam
the Netherlands
https://www.boijmans.nl/en
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