ハーグ美術館で開催中のエッシャー展の展示室が、エッシャーの世界そのもののラビリンスでいるだけで楽しかった！
ハーグにはエッシャー美術館があって、作品数は圧倒的にそちらのほうが多いのでどのように展示するんだろうと少し（いらぬ）心配をしていたけれど、全く必要ありませんでした。
この部屋では壁の後ろに回ったりして、回遊しながら楽しみました。
一般的な版画の展覧会だと作品を並べた壁際にずらーっと人が並んで、壁沿いに一歩ずつ歩いて一作品ずつ見ていく印象がありますが、ここでは部屋全体がエッシャー空間なので自由に歩き回りながらリラックスして見られました。
部屋ごとに設けられたテーマ展示とデコレーションが呼応していてとてもよかったです。
部屋も明るくてエッシャーの版画も見やすい！
テーマ展示と呼応していてとてもいい 子どもたちはモデルになった作品探ししていて楽しそうでした。
この上には窓があって、天気の移り変わりによって自然に影がでます。
会場展示はベルギーのアーティスト・建築家ドゥオGijs Van Vaerenbergです。
Escher – Other World
この上には窓があって、天気の移り変わりによって自然に影がでます。
エッシャー展内の別の部屋には彼らの作品も展示されています。
最近、美術館とアーティストとのコラボレーションというか、現代に生きるアーティストの作品と美術館の収蔵作品を併せて見せる展示が多くなっていますが、その成功例だと言えると思います。
ひとつ、懸念があるとすれば、これだけ大きなインスタレーションは美術館が収蔵しないで取り壊してしまうだろうということ。
アーティストの作品がコレクションできないというのは美術館にとってもアーティストにとってもよくないので、よい方法があればいいな～と思いました。
アーティストの作品がコレクションできないというのは美術館にとってもアーティストにとってもよくないので、よい方法があればいいな～と思いました。
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