仮面の画家ジェームズ・アンソールが仮面を最初に描いた作品は @Musée Fin-de-Siècle Museum in Brusel

2023年4月19日水曜日

ブリュッセル ブリュッセル王立美術館 ベルギー 美術館

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ベルギーのブリュッセルにある世紀末美術館は、もともとブリュッセル王立美術館のコレクションだったものから19世紀末から20世紀初めのコレクションを独立させて作られました。

アンソールやクノップフが参加した二十人会や自由美術に参加した画家たちの作品が中心となっています。



注目したのはこのアンソールが経歴をぎゅっと凝縮された4作品。

右側の二作品はブリュッセルの王立美術アカデミーで学んだあとに画家の両親を描いたもの、


James Ensor, De geergerde maskers, 1883

真ん中は、アンソールが初めて「仮面」を登場させた作品。


James Ensor, Zonderlinge maskers, 1892

そして、左の作品は作中の人物が全員仮面をつけている、いわゆるアンソールらしい作品です。


James Ensor, Skeletten bekvechten om een bokking, 1891

アンソールの作品はアントワープ王立美術館でも特集展示がされています。

 


Decor voor het ballet 'La Gamme d'amour', Tweede tafereel: De marktplaats, Private collection

個人コレクションのアンソール作品が寄託されていました。バレエの舞台のために描かれたそうです。



この衣装を着たバレエダンサーたちはどんな楽しい踊りをみせてくれるんでしょうか?



Musée Fin-de-Siècle Museum
Regentschapsstraat 3
1000 Brussel


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ミイル。ブログ Miruu 管理人。オランダ芸術や街散策を中心に、美術だけでなく建築なども含めた芸術について広く紹介します。 Twitter: ミイル@miirublog

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