外観はかなり硬派な感じ。
なかでの撮影は禁止されているので写真はありませんが、とても充実した美術館でした。私が行った時でも常設展を含めて9つの展覧会が開催されていました。
そのなかで興味を持ったのが「水の上の住居」展。
Martime Museum HPより |
いわゆるハウスボートに関する展覧会です。オランダには水上に住んでいる人は2万人以上、約1万2千家族がいるそうです。彼らは船を改造したり家を運河に建てたりして水上で生活しています。
私はこれまでこのハウスボートを外側からしか見ていなかったので彼らは狭いボートのなかで電気も水も自由に使えない状態で生活していると思っていましたが、この考えは間違っていました!
テレビやネットはもちろんのこと、最新のシステムキッチンが備え付けられていたり、室内を映したビデオを見る限り陸上の生活と同じでした。水上生活者のインタヴューでもハウスボートに対する偏見があるために、可能な限り船内を見学できるようにしていると言っていた人がいました。
アムステルダムのハウスボート_Wikipedia Commons |
ハウスボートに住む人たちの日常生活を垣間見て、目から鱗がボロボロ落ちる展覧会でした。
Maritime Museum
Leuvenhaven 1
3011 EA, Rotterdam
http://www.maritiemmuseum.nl/en
0 件のコメント:
コメントを投稿