17世紀から18世紀にかけて、ここには画家・彫刻家・タペストリー職人・陶芸家・画商などが登録していた労働組合、聖ルカ組合(Sint Lucas Guilde)がありました。
フェルメールは1653年に組合に入会し、1661年から2年間、理事も務めました。
現在の建物の正面部分は当時の建物を再現したものです。
1730年頃のプリント、Wikipedia Commonsより |
地下1階には、フェルメール全作品の実物大のレプリカが展示されています。
1階は受付とカフェ「メッヘレン」、ミュージアムショップがあります。1階は入場料を払わなくていいし、フェルメール関連のグッズが揃っているので日本へのお土産を買うのによく利用しています。
2階にはフェルメールが使用していたのと同じ絵の具があったり、彼が参考にしていたというカメラ・オブ・スクラがあったりして、フェルメールの制作の秘密に迫れます。
3階は「フェルメールからのラブレター」と題して、作品に描かれた様々な愛のシンボルが解説されています。
右奥がフェルメール・センター・デルフト、左手前はメッヘレン亭 |
数年前に訪れた時には、受付でA4用紙に印刷した日本語の解説を貸してくれました。また、それが欲しければ1~2ユーロで買うことができましたが、今もあるかは分かりません。でも、英語やオランダ語に自信のない方は受付で聞いてみてもいいかもしれません。
フェルメール・センター・デルフト
Voldersgracht 21,
2611 EV Delft
http://www.vermeerdelft.nl/195.pp
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