大好きなコンテンポラリーアートの美術館、Voorlinden Museum

2022年5月11日水曜日

フォーリンデン美術館 ワッセナー 美術館

t f B! P L
オランダでコンテンポラリーアートを見たい方におススメなのがフォーリンデン美術館です。

ハーグから少し離れた高級住宅地ワッセナーにあるので交通の便は悪いのですが、建物も作品も雰囲気もすべていいんです。


Damien Hirst, Hidden Secret Blossom, 2019
購入を続けているようで、ハッとするような新しい作品に出合えることもあります。


Juan Munoz, Talking to the Ear, 1992
フォーリンデン美術館の私のお気に入りポイントのひとつが、「照明のきれいさ」。

部屋に十分な光が拡散しているので、作品に変な影が落ちていません。

上の写真を見ると、作品と床の接地面にぼんやり黒い影が見えるくらいで、作品自体には鑑賞を妨げるような影が落ちていないことがわかるでしょうか。


Liza Lou, Pannus, 2018

光がきれいだから、淡く繊細な色彩もきちんと見えます。



ここに影ができたらもちろんだめだし、強い光が当たって反射して光ってしまっても台無しです。


Anouk Kruithof, Enclosed content chatting away in the colour invisibility, 2009
この作品は収蔵庫でどうやって保管されているのでしょうか。



見たところ、本を重ねて接着してはいなさそうです。


Rodney Graham, Vacuuming the Gallery, 2018
ホックニー味があって気に入った作品。 

カラーフィルムのようなものの後ろに光源を配置して、一見映像の様に見える作品です。



バルケンホール


Ron Muek, With Couple under an Umbrella, 2013

そして、常設のロン・ミュエクの作品。



何回も見ているのに、その都度、感心してしまう作品です。



フォーリンデン美術館 Museum Voorlinden
Buurtweg 90
2244 AG Wassenaar
The Netherlands
http://www.voorlinden.nl/?lang=en

 

ミュエクの超リアルな巨大な赤ちゃんはこちら
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ミイル。ブログ Miruu 管理人。オランダ芸術や街散策を中心に、美術だけでなく建築なども含めた芸術について広く紹介します。 Twitter: ミイル@miirublog

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