このオークションには、予想落札価格が高めの品物が出品されます。絵画部門では日本ではほとんど知られていませんが19世紀オランダ絵画では有名なクッククックやバックハウゼン、モーヴ、ルーロフなどが出品されます。名前が知られたところではピカソの版画と陶器があります。
そこでちょっと変わったものを見つけました。デルフト焼で作られたドレスです。
VenduehuisのHPより |
なかなかのインパクトです。このドレスは昨年11月にデルフトで開催された「インターナショナル・フード・フラワー・ファッションショー」のために、デザイナーのピム・ファン・デン・アッカーさんがデルフト焼の工房「ポルセレイネ・フレス」と協力して制作したものです。
今年の春にデルフトにあるポルセレイネ・フレスで実物を見たのですが、ドレスというよりも甲冑に近い感じを受けました。工房のスタッフの方は「とても重いからオランダ人じゃないと着れないわ」と言って笑っていました。
落札予想価格は1万~1万5千ユーロです。日本円だと約135~200万です。誰が入札するのか気になるところです。
オークションの下見会は11月7日(金)から10日(月)まで。
Halfjaarlijkse kunst & antiek veiling 2014
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