19世紀後半から20世紀にかけての娼婦をテーマに、妖しい雰囲気が充満した展覧会です。
撮影禁止なので、パンフレットで失礼します。
会場は子どもにはちょっと見せたくないような作品もあって、それに見入っている子どもを親が手を引っ張って引き離していたりもしました。
(18禁の部屋はあるにはあるんですが、それ以外の部屋にも男女の組んず解れつの写真があったりして、残念ながら意味をなしていません)
貴重なドガやロートレック、それからピカソの初期作品などがあったのですが、それ以上に興味深かったのは、普段は絶対に展示されない娼婦の登録台帳や娼館のトークン(クーポン)、娼婦が持っていた小物類です。
台帳には名前と写真、人物に関する詳細な情報が記されていました。
作品数はある割に、会場はちょっと散漫な印象を受けました。なので、こういうテーマ展示の時は解説が充実してくれていたら嬉しいのにと思いました。
展覧会はパリのオルセー美術館からの巡回展です。オルセー美術館のHPは解説が充実しているので、どんな展覧会か知りたい方はゴッホ美術館のHPとともに見てみるといいですよ。
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