美術館HPより |
奇想の画家ヒエロニムス・ボッシュの没後500年にあたる今年、彼の故郷であるオランダのデン・ボッシュ(正式名称:スヘルトーヘンボッシュ)にて「ヒエロニムス・ボッシュ―天才のビジョン」展が開催されています。
大人気のヒエロニムス・ボッシュ展。完全予約制のチケットは早い段階で完売し、その後追加チケットが発売されましたが、それも飛ぶように売れてしまいました。
この追加チケットが発売されたとうニュースを聞いて、美術館のホームページをみてびっくり!ありえない開館時間が表示されていました。
美術館HPより |
「朝8時から深夜1時まで」
しかも、最終の土日にあたる「5月7日(土)朝8時から8日(日)夜11時まで」、深夜を通じて開館するそうです。
東京で開催する大人気の展覧会でもここまでじゃないですよね…。
あまりの熱狂ぶりに驚きを隠せないのは確かですが、それでもこれだけたくさんの人の興味を掻き立てる展覧会であることは頷けます。
まずもって現存する作品の数が少ない上に、500年以上に描かれた大変脆弱なものなので、収蔵館から出ることは殆どありません。それが油彩20点、素描19点も集めらる貴重な機会になっているからです。
そして、キャッチーな外見をしたユーモラスなモンスターたちがふだん美術館に行かない人や美術に興味のない人も引き付けたのでしょう。(ゆるキャラっぽいです)
また、一度展覧会に行った人たちがSNSなどに感想をアップして、オススメしたのもその一因でしょう。
まずもって現存する作品の数が少ない上に、500年以上に描かれた大変脆弱なものなので、収蔵館から出ることは殆どありません。それが油彩20点、素描19点も集めらる貴重な機会になっているからです。
美術館HPより |
そして、キャッチーな外見をしたユーモラスなモンスターたちがふだん美術館に行かない人や美術に興味のない人も引き付けたのでしょう。(ゆるキャラっぽいです)
また、一度展覧会に行った人たちがSNSなどに感想をアップして、オススメしたのもその一因でしょう。
会場設営もとても良くて、ストレスなく作品を鑑賞することができました。昨年、ボイマンス・ファン・ベーニンヘン美術館で開催された 「ボッシュからブリューゲルまで—日常生活の発見」展に出品されていた《干し草車》もありましたが、見せ方はこちらの方が格段に上です。ガラスケースも照明も計算され、大きな画面ですが、光が反射して見づらいということはありませんでした。
私は開催されて間もない2月末に行き、とても良い展覧会だったのでもう一度閉幕間近に行こうかと思っていたのですが、無理でした。カタログを見ながら、展覧会の雰囲気を思い出して楽しもうと思います。
「ヒエロニムス・ボッシュ―天才のビジョン」展
5月8日まで(会期中無休)
Het Noordbrabants Museum
Verwersstraat 41
5211HT ’s-Hertogenbosch
The Netherlands
http://boschexpo.hetnoordbrabantsmuseum.nl/en
私は開催されて間もない2月末に行き、とても良い展覧会だったのでもう一度閉幕間近に行こうかと思っていたのですが、無理でした。カタログを見ながら、展覧会の雰囲気を思い出して楽しもうと思います。
「ヒエロニムス・ボッシュ―天才のビジョン」展
5月8日まで(会期中無休)
Het Noordbrabants Museum
Verwersstraat 41
5211HT ’s-Hertogenbosch
The Netherlands
http://boschexpo.hetnoordbrabantsmuseum.nl/en
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