8月19日まで、デン・ハーグの中心部Lange Voorhoutで砂の彫刻展の世界選手権が開催されています。3年ごとに行われていて、今年はオランダでの初めての開催なんだそうです。
9か国が参加していて、ホスト国であるオランダ以外の8か国で競い合います。
メキシコの作品《ラブ・フォーエバー》。メキシコ人画家フリーダ・カーロの体内に夫ディエゴ・リベラの像が抱かれています。
彼女の特徴的なまゆ毛が細かく表現されています。ホントにふさふさで、砂でこんな表現ができるなんて驚きました。
こちらはロシアによる《一匹の蜜蜂が飛んで生じた夢》。ダリの有名な作品《目覚めの一瞬前、柘榴の前一匹の蜜蜂が飛んで生じた夢》をが下敷きになっています。
代理作品のトライアングルの構図を立体に上手に落とし込んでいます。平面とダイナミックな虎の動きがコントラストも見事です。
夢を引き起こす原因となった蜜蜂もちゃんと柘榴の上にいます。
日本の作品もありました。《美人画…ジャポニズム》です。上の写真の右下をみると、2位を獲得したようです!
まだ作りかけかな~という雰囲気もありますが、頭部はしっかり作り込まれています。
他の作品と比べて、曲線の美しい作品でした。
裏面も手が込んでいます。これは手数がかかって、時間内には終わらないのもわかります。
制作期間が6月4日から12日と決まっていたので仕方ないですが、完璧に仕上げた作品を見たかったです。
そして、チャンピオンになったのがこちら。イギリスの《スヘーフェニンヘンへの道》。
う~ん、確かにまとまっているけど、おもしろさが物足りない気がしました。
World Championship Sand Sculpting 2018
2018.16.04-2018.08.19
Lange Voorhout, Den Haag
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