熟成肉600gを喰らう~La Botillería in Granada, Spain

2025年7月16日水曜日

グラナダ旅行2025 スペイン レストラン

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グラナダのアルハンブラ宮殿を訪れた午後、イスラム建築の壮麗さに心を奪われながら、夢心地で旧市街の石畳を歩いて次の目的地へ向かいました。アルハンブラ宮殿内で充実した時間を過ごしたものの、エネルギーが枯渇してしまったため「肉、肉が食べたい!」とビブラムブラ広場近くの La Botillería(Calle Varela, 10)を訪れました。こぢんまりとしたレストランですが、ここで出会った 600gの熟成肉ステーキ はグラナダの旅で忘れられない一皿になりました。



店内は、ワインボトルやコルクが飾られたカジュアルな雰囲気です。夕食にはまだ早い時間だったので、テラス席には観光客と常連が混ざり合い、ワインをのみながら語り合うグラナダらしいリラックスした空気が漂っていました。




早い時間の食事だったにもかかわらず、スタッフのフレンドリーな笑顔に迎えてくれました。

「さて、何を食べよう?」とメニューを見ると、ひときわ目を引いた、「熟成肉ステーキ 600g」の文字。ガリシア地方のルビア・ガジェガ種の牛肉を50日以上ドライエイジングした自慢の一品だそうです。アルハンブラ宮殿を歩き回って疲れ切っていので、豪快にいこうとコレに決めました。

注文を終えると、お店の人が飲み物とともにタパスのスパニッシュ・オムレツをもってきてくれました。ものすごくおいしくてメインの料理への期待が高まりました。




まずは、前菜の自家製フォアグラとブラータチーズとトマトのサラダをいただきました。自家製のフォワグラのテリーヌは絶品でもう一皿食べたかったし、ブッラータチーズはこれまでで一番の濃厚さでトマトは太陽をたくさん浴びて育った味がしました。




600g熟成肉ステーキに感動。

鉄板に乗って運ばれてきたステーキは、まさに圧巻。

香ばしい焼き色がついた表面はカリッとしていて、内部は理想的なミディアムレアの赤身がのぞいています。脂身の甘みと熟成による濃厚な旨味が口の中で溶け合い、「これはおいしい!」と感動。味付けは岩塩だけですが、それで十分。




600gの塊は見た目の迫力通り、食べ応え抜群でした。

肉エネルギーをチャージして、明日以降のグラナダ観光に備えました。






C. Varela, 10, Centro, 
18009 Granada,






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ミイル。ブログ Miruu 管理人。オランダ芸術や街散策を中心に、美術だけでなく建築なども含めた芸術について広く紹介します。 Twitter: ミイル@miirublog

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