イギリスのグラスゴーを旅行中、出会うスコットランド人全員におススメされたといっても過言ではないのが、ケルビングローブ博物館でした。
「建物とロケーションが素晴らしい!」
「サルバドール・ダリをみるべき」
「優れた印象派のコレクションは見逃せない」
「グラスゴーと言えばマッキントッシュでしょ」
「スコットランドの戦争の歴史を…」
「海洋生物…」「絶滅した動物たちの剥製…」「甲冑と武具が…」
いろいろありすぎて、まったく博物館の全貌がつかめない(笑)!
ということで、とりあえずおススメにしたがって行ってみたのですが、彼らの言葉が良く理解できる非常に幅広いコレクションを持っていました。
ということで、とりあえずおススメにしたがって行ってみたのですが、彼らの言葉が良く理解できる非常に幅広いコレクションを持っていました。
ケルビングローブ博物館は英国最大級の博物館のひとつで、22の展示室に8000点以上のあらゆる時代のあらゆる物が展示されています。
今回は、絵画をご紹介します。
印象派を展示した部屋です。
モネ、ルノワール、セザンヌ、ゴッホ、ゴーガンと揃っています。
モネがヴェトゥイユで描いた作品。空にはうろこ雲が広がっているので秋の風景かも知れません。
ゴッホが描いたモンマルトルの風車。
ピカソの《花売り》。右端のベンチを境に孤独な老齢の紳士と、色とりどりの花や生命力にあふれた赤ちゃんや子どもがいる場面が対比されています。1901年の作品で若かりしピカソの作品です。
サルバドール・ダリの《十字架の聖ヨハネのキリスト》。十字架に貼り付けになったキリストがこれから地上に高速で落ちて行って突き刺さろうしているような、妙な緊張感のある作品です。
この博物館で気に入った一枚、フランシス・キャンベルの《インテリア-オレンジのブラインド》。
印象派に影響を受けたスコットランド縁の画家の作品を集めた作品がありました。
キャンベルは印象派の影響を受けて色鮮やかな作品を描いたことで知られ、この作品はマティスの作品からインスピレーション受けたんだそうです。
ほかにも彼が描いた作品がありましたが、どれもシックな黒色が全体を引き締めていて、スタイリッシュな作品に仕上がっていました。
こちらは駐車場に面した入り口です。
絵画だけでも結構なボリュームでしたが、8000点以上を展示してるケルビングローブ博物館のほんの一部でしかありませんでした。
Kelvingrove Art Gallery and Museum
Argyle Street, Glasgow, G3 8AG
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