毎年楽しみにしているアートフェア、TEFAF(The European Fine Art Fair)。ヨーロッパ最大のアートフェアで、オランダの南にあるマーストリヒトで開かれました。
今年の目玉のひとつのルノワール。 |
ヨーロッパのお金持ちがジェット機で訪れたり、世界中の美術館の学芸員が作品購入や調査のために訪れます。
庶民な私は買う予定もなく、ブラブラと会場を回ります。
今年一番気に入ったのがこちらのミロの作品。
高さが1.5メートル以上ある大きな作品ですが、線の伸びやかさ、空間の使い方が本当に見事です。私が見たときはまだ買い手がついていなかったので、然るべき場所に展示できるよう、美術館に購入してもらいたいです。
日本のギャラリー思文閣も出店していました。
尾形光琳に帰属する屏風が目立っていました。光琳ぽくないな〜と思っていたら、ギャラリーのお兄さんが酒井抱一の光琳百図を見せてくれながら、詳しく説明してくれました。
今回、唯一値段を尋ねたのが中村芳中の扇面を貼った衝立。芳中の朗らかな作風が好きで、常々いつか家に飾れたらと思っていたので千載一遇のチャンスと思って尋ねてみたら、高くて敢え無く撃沈(笑)
こんな布袋さんの顔を家で毎日眺められたら、心穏やかに日々が過ごせますよね。
TEFAF Maastricht
2019.03.16-2019.03.24
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