1932年から続くアテネの老舗レストラン、アシナイコン~Restaurant Athinaikon in Athens【ギリシャ2019 #8】

2020年6月14日日曜日

アテネ ギリシャ ギリシャ旅行2019 レストラン

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アテネでは、アシナイコンというレストランに行きました。1932年から続く老舗のレストランです。

宿泊したホテルの近くに新店舗ができていたのでそちらに行きました。繁華街の中にあるのでとても行きやすい場所にあります。若い人や多く観光客に人気のレストランのようで、予約しないと座れないほどでした。

インテリアはとてもモダンな造りで、店員さんも英語を話せて観光客への対応も慣れていました。


ギリシャで絶対食べようと思っていた食材はタコとイカです。オランダではおいしいイカとタコは食べるのは難しいので、ギリシャに来たら絶対食べるとずっと心に決めていたのです。


どちらもとてもプリプリして美味しかったのですが、タコの方はちょっと量が少ないので男性だったら他にもう一品頼んだほうがいいかなと思いました。


ここで初めてギリシャのレストランの洗礼を受けました。

ご飯を食べ終わり、落ち着いたところで会計を済ますと、店員さんがちょっと待ってというとデザートを運んできたのです。「デザートは頼んでいない」と断ったのですが、レストランからの心付けだということでいただきました。

サキ(?)というリキュールの入ったクリームです。

ギリシャでは食後にお店からのサービスでデザートを提供するのが一般的なようです。

このレストランのデザートは上品な一口デザートでしたが、ほかのレストランではギリシャのリキュールやギリシャの伝統菓子「ハルヴァ」だったり、大皿にこんもりのった揚げドーナツとアイスクリームが出されたりとレストランによってさまざまなデザートが出てきました。

料理を注文する際には、お店からの食後のデザートが出てくることを頭に入れて調整しないとあとで(おなかが)痛い目にあいます(笑)

アシナイコンの新店舗の方がとても美味しかったので、後日、昔から評判のいい本店の方はどうだろうということでそちらにも行ってきました。



旧店舗の方はアンティークな造りで、茶色をベースとしたしっとりと落ち着く雰囲気です。店員さんは英語が話せない人が多いようで、付け焼刃のギリシャ語と身振り手振りと簡単な英語で乗り切りました。


前菜に頼んだエビの揚げもの。かりっと揚がっていて、エビをつまむ手が止まらず、メインへの期待が高まります。



私は大きな魚のグリルを頼みました。魚の種類は分かりません。でも、白身でふっくらと焼きあがっていて、期待以上に美味しかったです。



肉料理はアシナイコンのオリジナルレシピのスパイシーソーセージを頼みました。

ギリシャお決まりのお店からのデザートはチェリーのジャムを添えたギリシャヨーグルトでした。口の中がさっぱりとして食後にぴったりでした。




個人的な意見では、旧店舗の雰囲気の方が落ち着いて食事ができるので好きです。

でもこちらの地域は少し治安が悪いようなので、あまり夜遅い時間に行かない方がいいかもしれません。ネットでそういう情報を見ましたし、ちょうど私が入った時にもスリにあった女性(英語を話していたのでたぶん観光客)が警察と話をしていました。

アシナイコン
Athinaikon



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